MRIを読む (1) 環境構築: Linuxを入れる
MRIを読みたいので環境を整える。
普段はMac OSを使っている。 Mac OS上にMRIを読む環境を整えてもよいのだが、いろいろと壊す可能性もあるので、VMでLinuxをたてて読むことにする。
Vagrant + VirtualBoxを入れる
$ brew cask install vagrant virtualbox
マシンを起動しSSHで接続
なるべく新しめのOS上でソースを読みたい。今回はubuntu/trusty64
をベースにする。
boxはDiscover Featured Vagrant Boxesで検索した。
$ vagrant init ubuntu/trusty64 $ vagrant up $ vagrant ssh
localeを整える
ローカルの環境ではja_JP.UTF-8
だからかvagrant ssh
すると警告が出た。locale-gen
で生成する。
Vagrantでは、シェルスクリプトによるプロビジョニングが可能なので、それを活用する。
Vagrantfile
に次のような行を追記
config.vm.provision :shell, path: 'vagrant-bootstrap.sh'
vagrant-bootstrap.sh
にシェルスクリプトを書いていく。
#!/bin/sh if [ -z $(locale -a | grep ja_JP.utf8) ]; then locale-gen ja_JP.utf8 fi
書き終わったら次のように、プロビジョニングを実行する。
$ vagrant reload --provision
まとめ
MacでもhomebrewとVagrantを使って簡単にLinuxの実行環境を手に入れることができた。 次はMRIをビルドします。